今日は太陽光設置での国や自冶体の補助金について書きたいと思います。
国は太陽光発電の普及のため 一般住宅への太陽光設置を支援する
補助金制度を設けています。この補助金制度は一般社団法人
太陽光発電協会内に設置された
太陽光発電普及拡大センター（通称J-PEC)が施行にあたります。
平成２３年度については補助金は１KWあたり４８０００円で自ら居住する
住宅にシステムを設置する個人が対象となります。
補助金の交付の対象になるシステムはJ-PECに登録されたものに限られます。
別途 補助金制度を設けている地方自冶体もありますが 各自冶体によって
条件も様々で国の補助金と併用できない場合もあります。
設置の際は自冶体に問い合わせを忘れずにしてください。
次回は建物は太陽電池モジュールの重さに耐えられるの？？について書きます。
今回は設置に適した場所について書きます。
方位では日射量の多い真南が最も望ましく 東寄り 西寄りにすれば
するほど発電量は低下して行きます。
真南が１００％とした場合 真東 真西の発電量は８５％程度
になります。（地域によって差があります。）
原則 真西 真東よりも北側の設置はいたしません。
また屋根の傾斜角度によっても発電量は変化します。
真南の場合おおむね 傾斜角度３０°で発電量は
最大となります。
太陽光発電の音はうるさくないの？
パワーコンディショナーが音を発しますが 日中のみの
運転になりますので 騒音レベルからすると それほど大きな音はしません。
音に対する感覚は個人差がありますので運転時の高周波音は
まれに聴覚感度の高い方にとっては不快に感じることもあります。
事前に設置場所を考慮します。
次回は設置場所について書きたいと思います。
※参考資料・太陽光発電システムガイドブック（SANIX）
今回は太陽電池モジュールの変換効率について書きます。
変換効率とは 照射された太陽光のエネルギーのうち何％を電力に
変換できるかの数値です。太陽の光は１KW/�屮┘優襯�ーがあるため
１００％の変換効率があるとすれば １�屬韮�KW出力（エネルギー）が得られる
事になります。太陽電池のモジュールの変換効率は公称最大出力をモジュール面積で
割って求めます。シリコン液晶系太陽電池では一般的に多結晶より単結晶のほうが
変換効率が高く太陽電池モジュールの種類によっても特性があります。
変換効率が高ければそれだけ小さな面積で大きな出力を出せることになります。
太陽光発電はどのくらい持つの？？？
よく聞かれる質問です。
メーカーによって様々な数値が設定されている様ですが
平均してモジュールの寿命は２０年以上が多い様です。
またパワーコンディショナは設計寿命は１５年です。
メーカーに問い合わせた所モジュールもある日突然発電がゼロに
なるのではなく発電効率が悪くなるとの事です。
設置場所や設置条件によって変わっても来るようです。
次回は発電効率について書きたいと思います。