Features特徴
ZEH(ゼロエネルギーハウス)
国のエネルギー政策では、2030年に向けてZEH(ゼッチ)を推進。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「断熱+省エネ+創エネ」を組み合わせることで、年間の「一次エネルギー※消費量」の収支がネット(正味)でゼロになる住まいのことです。政府は2030年を目標に、低炭素化社会に向けて、新築住宅の平均でZEH化を目指しています。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のしくみ
暮らしで使うエネルギーを、住宅の高断熱化と省エネにより減らし、さらに使うエネルギーを創エネでまかない、全体のエネルギー収支を正味ゼロ以下にするのがZEHです。

※「一次エネルギー」とは、発電のために必要な石油や石炭、天然ガス、水力、太陽光など、自然界から得られるエネルギー源のこと。一次エネルギーを加工して作られる電気やガソリン、都市ガスなどは「二次エネルギー」と呼びます。
COP21が開催され、パリ協定が締結されました
地球温暖化など、気候変動に対する世界的な枠組みを決める会議(COP21)が、2015年パリで開催されました。そこで、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択され、温室効果ガスの排出量の削減、森林や土壌、海洋の温室効果ガス吸収源との均衡達成などが合意されました。今後、ますます地球規模で温室効果ガスゼロへの動きが活発化します。
長期優良住宅
長期優良住宅とは「いいものをつくり、きちんと手入れして、長く使う」ことがこれからの住宅の基本。その為に必要な性能などの基準に適合した「長期優良住宅」が国より示されています。
メリット1 長く快適に住める性能基準
- 耐震性…耐震等級2
- 省エネルギー性…省エネルギー対策等級4
- 耐久性…劣化対策等級3
- 維持管理容易性…維持管理対策等級3
メリット2 さまざまな優遇措置が適用されます
- 住宅ローン減税…一般の住宅より借入限度額、最大控除額が拡大されます。
- 住宅ローン金利引下げ措置…長期優良住宅は【フラット35】S金利Aプランが利用でき、借入金利が大幅に優遇されます。
- 登録免許税…一般住宅より税率が軽減されます。
- 投資型減税…長期優良住宅にするための費用が所得税から控除されます。
- 不動産取得税…一般住宅より課税標準からの控除額が増額されます。
- 固定資産税…一般住宅より減税措置の適用期間が延長されます。
- 地震保険割引制度…長期優良住宅は耐震等級2以上の割引が適用されます。
- 贈与税非課税枠の拡大…父母からの贈与を受けた場合、一定額まで贈与税が非課税となります。
自立循環型住宅
自立循環型住宅とは?
身近な技術を用い、居住性や利便性を向上させつつ居住時のエネルギー消費を半減することができます。
自立循環型住宅とは気候や敷地特性などの住宅の立地条件及び住まい方に応じて極力自然エネルギーを活用した上で、建物と設備機器の設計や選択に注意を払うことによって、居住性や利便性の水準を向上させつつも、居住時のエネルギー消費量(二酸化炭素排出)を2000年頃の標準的な住宅と比較して50%にまで削減可能な2010年時点までに十分実現化できる住宅をいいます。
すなわち、自立循環型住宅のための諸技術はすでに実現化あるいは製品化されており、経済的な妥当性の高い身近な技術を中心としたものです。

立地条件・設計手法
比較的温暖な地域(省エネルギー基準のIV地域)における木造一戸建て住宅が対象です。
13要素技術の手法と省エネルギー効果
自立循環型住宅には、効果実証された13の省エネルギー要素技術が有効です。
要素技術の採用の可能性や効果は建物の立地条件や住まい方などによって変わります。
要素技術は大きく分けて3つに分類されます。
- A.自然エネルギー活用技術(自然風や太陽熱、太陽光などの自然エネルギーの利用)
- B.建物外皮の熱遮断技術(断熱材・日射遮へい等の配慮)
- C.省エネルギー設備技術(冷・暖房、換気計画の選定・設計の工夫等)
削減対象のエネルギー用途 | 省エネルギー要素技術 | ||
---|---|---|---|
A.自然エネルギー活用技術 | B.建物外皮の熱遮断技術 | C.省エネルギー設備技術 | |
暖房 | 日射熱の利用 | 断熱外皮計画 | 暖冷房設備計画(暖房) |
冷房 | 自然風の利用 | 日射遮蔽手法 | 暖冷房設備計画(冷房) |
換気 | 換気設備計画 | ||
給湯 | 太陽熱給湯 | 給湯設備計画 | |
照明 | 昼光利用 | 照明設備計画 | |
家電 | 高効率家電機器の導入 | ||
調理 | |||
電力 | 太陽光発電 | ||
水 | 水と生ゴミの処理と効率的利用 |
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自然風の利用
夏期夜間や中間期に外気を取り入れ、室内を涼しく保ちます。冷房エネルギーを10~30%程度削減できます。
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昼光利用
昼間の明るさを室内に取り入れ、人工照明利用を減らします。照明エネルギーを2~10%程度削減できます。
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日射熱の利用
冬期に開口部から日射熱を取得し蓄熱して夜間に利用します。暖房エネルギーを5~40%程度削減できます。
すまい工房で自立循環型住宅を取り入れ、快適で省エネ効果のある住宅をご提案します。
二重通気工法
深呼吸したくなる、気持ちいい家

思い切り深呼吸して、胸いっぱいに空気を吸い込んだ。まるで、青空の下にいるみたい。家も生きているんだなあ。そんな思いを感じさせてくれる、気持ちいい空気が流れる家。
家がまるで生きているように、呼吸する。快適で健康な住まいを実現する「通気断熱WB工法」
家自身が生きて呼吸しているように、いつも自然な通気のある快適な住まい。木の恵みを最大限に活かした日本伝統の建築法と、独自開発の自然な通気を行うしくみを組み合わせた「通気断熱WB工法」が、快適で心地いい暮らしをお届けします。
「WB工法」の家は、自然な呼吸で大切な家をいつも健康な状態に保っています。その呼吸方法は2つ。部屋の中の湿気を吸い、余分な湿気を外に出す透湿材の壁による呼吸と、部屋の壁と断熱材との間に設けた通気層を通して湿気を外へ出す呼吸です。人間でいうと皮膚呼吸と気管支呼吸。この2つの呼吸が、カビやダニの発生を防ぐのはもちろん、家を長生きさせます。
人は寒くなれば重ね着をして、空気の保温層をつくって暖かくし、暑くなれば薄着になり、風通しをよくして暑さをしのぎます。人が着替えるように暑さ、寒さをコントロールできるのが「WB工法」です。そのポイントになるのが屋根や軒などにある通気口の自動開閉装置。寒い日には通気口が自動的に閉じて通気層を保温層にし、暑い日には通気口が自動的に開いて通気層を冷却層にします。
「WB工法」の家には、外壁と主断熱との間の第1通気層、主断熱と部屋の壁との間の第2通気層の2つの通気層があります。この通気層の空気の流れが、快適な住まい環境を保つ秘密。夏は外気温と受熱温の温度差によって対流が起き、焼け込みが室内にこもらない空冷断熱構造に、冬は空気を制御し、水分を放出しながら熱は放出しない保温断熱構造になります。

季節の変わり目も、手動なら思いのままに調整。理想的な換気「エアスルー」でいつも快適な暮らし。

「あたたかい空気は上昇する」。あたりまえの摂理に着目し、理想的な換気のカタチを追い求めた結果、「下から入れて上で抜く」という自然換気が生まれました。家の最頂部に開口部を作る「エアスルー」は、床下に入った空気が建物全体をめぐり、真上から出ていくという理想的な換気システム。通気口の開閉が手動でできるので、季節の変わり目など温度変化が激しい時期も、快適な空間を保ちます。もちろんダクト配管も不要で、冷房効率もアップします。
自然素材
木とともに暮らす、しあわせ
優しい木の香りに包まれながら過ごす、うるおいの時間。自然のぬくもりあふれる空間は、不思議と気持ちまで穏やかにしてくれる。
「すまい工房」の家は、檜、杉、松などの無垢材をはじめ、珪藻土や漆喰など、自然の素材をふんだんに使っています。自然素材は調湿効果、脱臭効果などに優れ、健康で快適な空間を実現します。また塗料も人に優しいものを厳選。自然素材ならではのやさしい香り、ぬくもりある質感を大切にしています。本物の素材ならではの、家族にも地球にもやさしい安心の住まいです。

ダブル断熱
ダブル断熱で結露無縁。
内断熱+外断熱のダブル断熱で快適な室内空間。

結露防止
外断熱でスッポリ包み込み外気をシャットアウトし、内断熱材のセルロースファイバーの特徴でもある調湿効果により内部結露も防止します。内部結露が起こらなければ、木は常に乾燥状態を保ち耐久性が向上します。
省エネ
外断熱+内断熱のダブル断熱による高断熱で外気温に影響されず、室内での冷暖房の効率が良くなります。
防音
セルロースファイバーの防音効果に外断熱を合わせ、さらに防音効果がUPします。
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水を通さず、水蒸気は通す
外断熱パネル - 割れにくい
ベース、フィニッシュコート共、弾力性がある為ひび割れにくい。 - 安全
燃焼を維持せずパネル自体での消化性を持つ。 - 耐震
一般のモルタル塗装及びサイディング壁よりもさらに軽量(地震の被害が少なくなる)。
- 割れにくい
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防音・調湿効果に優れる
内断熱(セルロースファイバー) - エコ
新聞紙を原料にしたリサイクル製品。 - 安全
古紙なのに燃え広がらない。ダニ、ゴキブリを寄せつけない。
- エコ